伝染病による病気
ジステンパーは、病犬の鼻汁、尿、便、咳の飛沫などから排出されたウイルスによって接触感染、空気感染します。ですから免疫が完全でないと、いつでもどこでも感染する可能性があります。症状は下痢、嘔吐、高熱、咳、目やに、鼻水などです。
伝染性肝炎は、ジステンパーと合併して発病することが多い危険な伝染病です。病犬の尿からウイルスが排せつされるので感染しやすく、一度発病すると病原体を死滅させることは困難です。そのため予防注射をぜひ受けさせたいものです。
レプトスピラ症は、感染した犬やネズミの尿から感染するため、長雨の後など散歩のときには、水たまりの水を犬に飲ませないようにします。症状は発熱、激しい嘔吐、暗赤色の下痢、口内悪臭、目やになどです。
パルポウィルス感染症は、犬のコロリ病ともいわれる伝染病で、経口感染したウイルスが3~5日で全身に広がり、短時間で急速に衰弱してしまいます。
« 犬の病気時の症状・行動 一覧へ戻る
« 犬の気持ちガイド TOP
当サイトについて
(c) 犬の気持ちガイド